おもいでと上野の国立科学博物館

 
 
小さいころの夢は「アイスクリーム屋さん」「漫画家」「考古学者」で、
暇さえあれば、放課後は図書館に行っている子どもだった。
 
田舎で育ったので、子どもが遊ぶ場所といえば
友達の家か、公園か、TSUTAYAか、図書館…というくらいだったし、
勉強熱心な子じゃなくても
「今日図書館に行ってくる!」というのはよくあったと思う。
 
図書館には、雑誌で連載しているようなまんがの類はほとんどなかったけど、
学習関連の「まんがでわかる!」みたいなシリーズが
たまに図鑑に紛れて置いてあり、それを探して読むのが好きだった。
 
 
恐竜関連の学習まんがを、
ある時なんとなあく見つけたんだと思う。
図書館に来るたびに、恐竜・歴史のコーナーを制覇する勢いで読み漁っていた時期があった。
多分小学校低学年くらいの時。
ファイトくん:第1巻 よわむし恐竜の巻

ファイトくん:第1巻 よわむし恐竜の巻

 
(一番読んでたやつはこれじゃないんだけど、
「ファイトくん」も熱心に読んでた。笑
草食恐竜のマイアサウラの男の子が奮闘するはなし。
今思えば弱肉強食がかなりシビアに描かれてた気がする…。)
 
 
その時一番好きだった恐竜まんがの舞台が
上野の国立科学博物館だったので、
上京してから常々行きたいなあ、と思ってたんだけれど、
今日その場所に、ついに、行くことができたのでした!
 

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見てきたのは、特別展でやっていた「深海展」と、常設展。
まったく知らなかったけど、
国立科学博物館、どうやら2年前にリニューアルされてたようで…!
 
 ↓改装後の公式HP
 
まんがに載ってたあそこではなかったけど、
綺麗でおしゃれで、中も広くてとても見やすかったです。
 
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アロサウルスの化石。感動!!
「わあー!」「おっきい!かっこいい!」と小学生のような感想しか出てこない
 20代女子たち。笑
 
他にも、
絶滅した種からゾウ、キリンの化石など
現存のさまざまな動物だったり、キノコだったり、
東京では見かけるあの虫ゴ◯◯リだったり、
とにかくいろーーんな生き物が飾ってある。
 
 
平日11時ごろに入館したけれど、
深海展はなかなかの混雑で入場も15分ほどは待ったかな?
特別展に比べると、常設展はスイスイ見られてストレスフリー。
あとは夏休みということもあってか、やっぱり子どもが多い!!!笑
 
たっぷり博物館を楽しんだあとは、
昭和風な喫茶店に流れるのでした。
 
 
まとめ
 
生命の神秘とか、海底のロマンとか、地球の不思議とか、
やっぱりワクワクするし、なにより学習するっておもしろいことだ!と感じました。
 
そしてこの気持ちって、ゲーム機のカメラで深海魚撮ってた子どもも
研究職関係っぽい大人も、そう大差ないんじゃないかな?って思うとほほえましい。
 
深海展ではホルマリンづけにされた深海魚とか、
常設展ではかつて生きていた恐竜の骨とか、
全部死んだあとの生き物を見たわけなんだけれど、
すぐお隣の上野動物園では生きた動物がたくさん飼われてるんですよね。笑
 
 まさに(?)生と死が隣り合わせ。
上野という街の構造、感慨深い…。
 
 
と浸ったところで
帰ってきてから、恐竜の化石の展示は地下1階がメインだったと気づく。
 
1階しか見てねえ!!!!!笑
 
どうりで少ないと思ったよ。
というわけでまた来たいと思います。上野攻略への道は遠い。
 
 
 
余談ですが、最近ハマっているこのまんが、
某大学・生物学科を舞台に恐竜オタク・骨オタクの大学生が出てくるので、
「進研ゼミで見たやつだ!!」的なミーハー心が益々くすぐられたのでした。

 (恋愛ものなんだけど、理系の人の生態がリアルで超おもしろい)